2011-06-16

2011 和菓子の日 【Wagashi Day】


今日、6月16日は『和菓子の日』。
6歳から14年間も茶道を習っていたのに、
『和菓子の日』なんてものがあるなんて知ったのはつい最近。
そうと知ったら、ティータイムはおいしい和菓子とお抹茶で楽しみたい☆

実家にある12ヶ月お茶碗セット。
祖母が購入してくれたもので、私のお気に入り❤
四季折々の植物が描かれていて、見ているだけで楽しい。

1月の椿。
赤と白のコントラストがステキ。

2月の梅。
艶やかな黒に浮かびあがる梅模様。

3月の菫。
白と紫の可憐な菫が柔らかな春を思い出させる。

残念ながら今回は上記のお茶碗が使えませんでした。。
お茶碗はお茶の先生から頂いたもの。
そして今が見ごろの紫陽花を飾りにしてみる。

用意したのは、紫は菖蒲、ピンクは牡丹、黄色は薔薇の練り切り。
練り切りとは、白あんに色をつけて形にする生菓子。
江戸時代発祥の伝統あるお菓子。
季節に合わせた様々なモチーフや色が楽しめる。

お抹茶の薄茶(泡だてたもの)には
水分量30%以下の半生菓子または、干菓子と呼ばれる菓子が出される。
こちらも季節感を表現するモチーフが用いられる。
葛を使った、涼しげな菖蒲の半生菓子。

今着るなら、涼しい地色に華やかな薔薇が描かれた
ヴィンテージの着物でお出かけしたい。


違うバージョンでも撮影してみた。
アンティークの陶器でできた重箱。
お正月のものだけど、面白いかなと思って。

松と鶴と朝日がお正月な雰囲気。。
ホントは透明なガラスの重箱があればなぁ。
涼しげなカンジを出したかったんだけど。

三段重ねの蓋を開けたら紫陽花が。
目を楽しませる、こんな演出はいかがでしょう?

2段目にはちゃんと入ってますよ。

2杯目の薄茶には一番下の半生菓子を。

こんな派手なコントラストの矢絣のヴィンテージもお気に入り。
今ではなかなか見つからないのだ☆

今回、和菓子をテーマにしてみたけど日本人は
昔からホントに四季の季節感を大事にしてきたんだなぁ、と思う。
和菓子でも桜の季節になれば、桜餅。
端午の節句には柏餅。
季節や文化を感じながらおいしいお菓子を頂く、
なんて贅沢なティータイムを過ごすのもたまにはいいかも❤